2013年04月15日
本日は、ヤマトシロアリの防除工事です。
4月に入り暖かくなってきました。
虫たちの動きも活発になってきます。
今月下旬5月中旬にかけてヤマトシロアリの繁殖時期です。
羽アリ(有翔虫)の郡飛時期になります。
皆様も大切なお家なので気をつけて羽アリに注意していてください。
このお家は、シロアリからお家を守るために、定期的に防除を行っています。
床下の木材や土壌を確実に処理していきます。
近所のお家や周りの土地にシロアリがいても、定期的に防除を行っていれば
自分のおうちを守ることが出来ます。
ヤマトシロアリは、木材に自然に発生するものではありません。
地面から来る可能性がほとんどです。
地域の土地や庭とかにもいる可能性が高いです。
地域の全てを薬剤で処理することは出来ません。
自分のお家を自分で守りましょう。
2013年04月2日
以下の3枚の写真は、数日前に床下点検行った現場の写真です。
写真を見て分かると思いますが、木材がかなりの腐りです。
ここまできたら修繕工事を行うしかなく、薬剤では対処できません。
分かりにくいですが、床板をめくった写真です。
左に立っているのが床板です。
裏の白い腐朽菌の菌糸が分かります。
腐朽菌は、旺盛な繁殖、生育をおこないます。
大きく分けると下記の2種です。
<褐色腐朽菌>
褐色腐朽を受けた木材は、褐色に変色し乾燥すると縦横にサイコロ状の亀裂が走り、
指でもボロボロとれます。
<白色腐朽菌>
白色腐朽を受けた木材は、白色もしくは灰色に退色するとともに海綿状にやわらかくなります。
指でも繊維状にほぐれます。
写真でお分かりのように2種の腐朽菌が確認できます。
かなりひどいです。
多くの菌糸が確認できます。床束も、痩せて浮いています。
木材は、褐色腐朽菌により簡単にボロボロなりそうなのが写真で分かります。
木材の腐朽の条件は、湿度です。
腐朽菌の菌糸が木材を栄養とし分解していきます。
通常、これほどにはなりませんが、床下の換気の注意し建物を大切にしましょう。
2013年03月30日
本日は、県施設の害虫駆除業務です。
3月下旬は、各学校も春休み中であり、給食施設等の害虫駆除や消毒業務(空気中噴霧)に追わ
れます。
1月や2月は、例年大変暇なので3月下旬の業務が1.2月に分散してくれるとありがたいのです
が・・・・・。
まあ、そういう訳には行きませんので、しっかり業務をおこないます。
害虫が発生しないように毎月業務をおこなっています。
一般的に、暖かくなってくると害虫も発生してきます。
桜も咲き始め、虫たちも活動を始めます。
迷惑な虫たちも出てきます。
ただ、環境保全のために必要な虫たちもたくさんいます。
有害害虫も自然環境には必要だったりします。
自然は本当に大切にしていかなければと、最近特に思います。
我々の業務は、施設(お家)などの環境を守るために、的確な場所を必要量(現場判断の最少量)
の薬剤投与で、快適な環境を守ることと思っています。
薬剤の大量使用や不必要な場所への使用は、自然を汚す場合もあります。
総合防除業として、しっかり認識しながら薬剤選定や業務をおこないます。