2014年05月28日
2014年05月16日
日本環境衛生センターでの技術者講座
2日目です。朝からダニの分離実習です。ホコリから、その採集場所にダニがいるかどうか調べる事ができます。すなわち家庭の掃除機のホコリから検査ができます。専門用語は大変難しいですが、とにかくホコリからゴミを分離してダニがいるかどうか顕微鏡で検査します。
ダニが検出されました。〈実習用ホコリなのでいて当然(^^;)〉 顕微鏡から覗いたのと同じ写真です。スマホで撮影しました。少し分かりにくいですが、写真の下の左がダニです。
この虫がトコジラミ〈ナンキンムシ〉です。日本にも昔は多くいたが1975年くらいに根絶しています。ただ、数年前から宿泊施設を中心に被害が多く報告されています。三重県でも報告されています。痒みがひどく、鞄や身に付いて自宅に持ち帰ったりして、被害が拡大しています。
2014年05月15日
日本環境衛生センターでの技術者講座
本日から2日間、神奈川県川崎市の日本環境衛生センターの環境生物部での技術者講座にきています。
カゴの中は、薬剤継続接触試験のための供試虫のイエバエです。特別に繁殖させているので衛生的には大丈夫です。
同じく供試虫のチャバネゴキブリです。全てエーテルを用いて麻酔をかけて試験をおこないます。
現在、各種害虫の一部に薬剤に対する抵抗性がついている事が報告とともに、立証されています。対薬剤性などを今日はやっています。なかなか高度でデリケートな実験です。