昨年より、屋上の防水工事を着工していました。
現在、雨漏りがあります。建物は、きれいに管理されています。
ただし、陸屋根へ行きますと、既存の防水層がかなり劣化しています。
こんな状態です。
1部にアスファルト系の屋根材が使用されています。
既存のシート防水は、劣化箇所のみ下地調整をおこない、その上からFRP防水積層をおこないます。既存防水も、撤去した方が施工は安易ですが、なるべく予算を抑えるための工法です。
アスファルト系の屋根材がかなり劣化しています。(1部はがれている)
風などで剥がれて落ちては危険なので、撤去します。
排水ドレンなど、下地調整をおこないます。
予算を安く、確実施工、安全第一を基本姿勢に施工します。
1部に足場設置(昇降階段あり)しました。メインロープ(親綱)を設置します。
すべての作業において安全帯にロリップ使用します。
FRP防水層を積層します。この後ポリエステル樹脂にて積層を重ねます。
積層の完成です。このあとトップコートを塗布していきます。
仕上がりです。これで当面大丈夫です。
屋上(陸屋根)への階段がないため普段見ることができません。
眼の届くところはきれいに手入れしていても、屋根部分は、雨漏りで気づくことが多いです。
建物長期保存のため、5年くらい毎に点検することも必要です。